写真=Shutterstock

暗号資産データ企業のDuneが組織再編の一環として従業員の25%を削減した。The Blockが5月14日(現地時間)に報じた。

共同創業者で最高経営責任者(CEO)のフレデリック・ハガ氏はX(旧Twitter)への投稿で、今回の人員削減について、数千の顧客が利用する主力データ製品に経営資源を集中するための措置だと説明した。

ハガ氏によると、Duneは組織再編を通じて、暗号資産業界で広く使われている中核的なデータ製品に一段と注力する方針だ。

背景にはAI投資の拡大がある。ハガ氏は、Dune MCPによって、SQLやデータ基盤の知識がなくても、チームやAIエージェントがダッシュボードやワークフローを構築できるようになったと説明。AIは同社のデータ製品における中核機能になっていると述べた。

Duneはあわせて、機関投資家向け事業への投資も強化している。通貨や株式、債券、商品などのオンチェーン化が進む中、機関投資家を支援するデータ基盤やカスタムサービスへの大規模な投資を進めているという。

暗号資産業界では足元で人員削減の動きが広がっている。今年はBlockworksとDL Newsがニュースルームを閉鎖し、暗号資産関連のリサーチやデータ製品に軸足を移した。Coinbaseは従業員の14%を削減し、Geminiも最近、経営陣を大幅に縮小した。Blockなど他のフィンテック企業でも、AIによる効率化を理由に人員削減が進んでいる。

キーワード

#暗号資産 #AI #人員削減 #Dune
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.