ASICLANDの台湾研究開発センター。写真=ASICLAND

ASICLANDは15日、2026年1〜3月期の連結売上高が540億ウォン、営業損失が29億ウォンだったと発表した。AI・メモリー向け需要の拡大を追い風に四半期売上高は過去最高を更新し、収益性も改善した。

売上高は前年同期の157億ウォンから242%増加した。営業赤字は前四半期比で約70億ウォン縮小し、営業利益率ベースでも前年同期から約45ポイント改善した。会社側は、損益分岐点に近づいているとの見方を示した。

業績を押し上げたのは、AIインフラ投資の拡大だ。データセンター需要の増加を受け、高性能メモリーコントローラーやストレージコントローラーの設計受託が伸び、同分野で実績を持つASICLANDに受注が集まった。

第1四半期売上高のうち、72%をAI・メモリー関連プロジェクトが占めた。同社は、7nm以下の微細プロセスを必要とする高付加価値の先端案件の比率が高まったことが寄与したと説明している。

ASIC(特定用途向け半導体)設計では、受託案件が量産段階に入ると売上と利益がともに拡大しやすい。こうした事業構造から、開発段階の売上拡大は今後の量産売上増加を示す先行指標になるという。

海外事業も伸びた。第1四半期の海外売上高は106億ウォンで、前年同期比で大幅に増加した。台湾の研究開発センターを拠点にしたグローバル顧客対応の強化が、業績拡大につながったとしている。

チップレットやCoWoS(チップ積層パッケージング技術)など次世代パッケージング分野でも、グローバル主要パートナーとの協力を拡大している。ASICLANDは、こうした取り組みを通じて世界有数のASIC企業への成長を目指す方針だ。

イ・ジョンミン代表は「今回の第1四半期実績は、AI・メモリー中心のプロジェクト拡大とグローバル顧客との協業が反映された結果だ」とコメントした。その上で「メモリーコントローラーの量産拡大と先端プロセス案件を軸に、グローバル顧客基盤を継続的に広げていく」と述べた。

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