KakaoBankは5月15日、庶民層や金融面で不利な立場にある利用者の返済負担を軽減するため、政策型庶民金融商品の金利を引き下げると発表した。
対象は、現在取り扱っている「新希望ホルシⅡ(新希望ホルシ)」と「ヘッサルロン」。今回の見直しで、「新希望ホルシⅡ」は0.30ポイント、「ヘッサルロン」は0.75ポイント、それぞれ金利を引き下げる。
KakaoBankは2025年9月に「新希望ホルシ」の取り扱いを開始した。2026年には、庶民金融振興院による政策型庶民金融の制度改編に合わせ、従来の「ヘッサルロン15」と「ヘッサルロンバンク」を、それぞれ「ヘッサルロン一般」「ヘッサルロン特例」に改編して運用している。
「新希望ホルシ」は、所得水準や信用力が低く、一般の金融機関による融資を利用しにくい金融消費者を対象とした、銀行独自財源ベースの無保証信用ローンだ。
一方、「ヘッサルロン」の利下げについて同社は、7月に予定されている銀行法改正の施行を踏まえた措置と説明している。改正後は、貸出金利の算定時に庶民金融振興院の拠出金を反映できなくなる見通しで、今回の引き下げはその効果を先行して適用したものとしている。
同社は今回の金利見直しにより、「新希望ホルシ」と「ヘッサルロン」の最低金利を年4%台半ばに設定し、庶民金融支援をさらに拡大する方針だ。
KakaoBankの関係者は「庶民層の金融負担を和らげるため、金利引き下げを決めた」としたうえで、「中低信用者や金融履歴の乏しい層などに向けた金融包摂の取り組みを主導していく」と述べた。
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