画像=Naver Mapの「FlyingView 3D」

Naverは5月15日、地図アプリ「Naver Map」に搭載する3D地図機能「FlyingView 3D」の対応エリアをソウル全域に拡大したと発表した。ソウル市内の主要ランドマークを含む各エリアを、上空から見下ろすような3D表示で確認できるようにした。

FlyingView 3Dは、ランドマークや自然景観、遺跡など実在の空間を3Dで再現する機能で、今回のアップデートで、対象エリアをソウル全域へ広げた。

Naverは2025年10月、慶州の瞻星台、ソウルのCOEX、仁川・松島セントラルパーク、全州韓屋村、釜山BEXCOなど全国10カ所でFlyingView 3Dの提供を開始した。主要観光地を空中から俯瞰するように閲覧できる点が特徴で、訪韓外国人観光客や国内旅行を計画する利用者の関心を集めている。2025年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議期間中には、利用量が提供開始後の平均を2.2倍以上上回り、5月に入っても利用増が続いているという。

今回の拡大により、利用者はNaver Map上で、汝矣島の63スクエア、蚕室総合運動場、国会議事堂などを含むソウル市内全域を3Dで閲覧できる。アプリ内で各ランドマークの画像付きマーカーを選択すると、FlyingView 3D画面に切り替わる。

ソウル全域向けのFlyingView 3Dは、Naver Labsのデジタルツイン技術を基盤とする「Sマップ」データと、ドローンで撮影した高解像度の航空画像などをもとに構築した。Naver Mapは、より自然で安定した閲覧体験の実現に向けて、独自の3D地図エンジンを高度化して適用したとしている。Naver Labsは2019年、ソウル市と協業し、デジタルツイン技術「ALIKE」をベースにソウル市全域を3D化した実績を持つ。

今後は、済州の城山日出峰、仁川の月尾島、麗水エキスポなどへFlyingView 3Dの対応エリアを広げる方針だ。あわせて、利用者が同機能へアクセスしやすいよう導線も拡充する。将来的には「Street View 3D」との連携を強化し、空中と地上をまたいで実空間をシームレスに確認できるようにする考えだ。

Naver Mapのリーダーを務めるチョン・ギョンファ氏は、「Naver Mapは現実の空間により近い形で、デジタルとリアルをつなぐ地図サービスとして、月間3000万人超の利用者に新たな空間体験を提供している」と説明した。そのうえで、「地図と空間知能技術の相乗効果は大きい。3D空間上で、場所にひも付く多様な情報やコンテンツを確認できるよう、取り組みを続ける」と述べた。

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