Harmony Automotiveとの戦略提携を発表したHumax。BYD車の契約時に家庭用充電器もあわせて提案する。写真=Humax

Humaxは5月15日、英国のBYD正規ディーラーネットワークHarmony Automotiveと戦略的パートナーシップを締結したと発表した。BYD車の購入契約時に、家庭用充電器「MX7」と設置サービスをあわせて提案する体制を導入し、英国での充電インフラ事業の拡大を図る。

Harmony Automotiveは、英国全域で6つのショールームを展開するディーラーネットワーク。今回の提携により、顧客はBYD車の購入契約時にHumaxのMX7と設置サービスを一括で選択できるようになる。対象は個人・法人の双方だ。

これまでは、車両購入後に充電設備を別途手配するケースが一般的だった。今回の協業では、充電ソリューションの提案時点を車両契約の段階まで前倒しする。Humaxはこれを、充電インフラ事業の収益化タイミングを購入サイクルの初期に移す新たなモデルと位置付けている。

BYDの英国販売台数は昨年、5万1422台だった。今年1月も前年同月比21%増を維持した。Humaxは、拡大するBYDの販売需要を家庭用充電需要に直接つなげるB2B2Cモデルを、正規販売チャネルを通じて先行構築する方針だ。

MX7は、V2G(車両から電力網への逆送電)や太陽光発電との連携、スマートアプリによる制御、充電器の不正利用防止機能に対応した家庭用充電器。英国政府のOZEV補助金の対象製品でもある。5年間の品質保証に加え、英国で24時間対応のカスタマーサポートを提供する。昨年は「2025 London Design Awards」で金賞を受賞した。

Humaxの関係者は「今回の提携は、充電インフラをEVの購買体験に組み込む流通構造への転換だ」とした上で、「車両購入段階から接点を持つ体制を足掛かりに、欧州市場での事業拡大を本格化していく」と述べた。

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