豪シドニーで開かれた「2026 Australia Tech Seminar」で、2026年型マイクロRGB TVの説明を受ける参加者。写真=Samsung Electronics

Samsung Electronicsは5月15日、オーストラリア・シドニーで「2026 Australia Tech Seminar」を開き、2026年型のTVとモニター新製品を公開した。マイクロRGB TVからOLED TV、Odysseyゲーミングモニターまで、次世代スクリーンのラインアップ全体を披露し、AIを軸とした視聴体験の強化を打ち出した。

同セミナーは、映像・音響技術を各国の専門家に紹介する場として2012年から毎年開催されている。

今回発表した2026年モデルのTVでは、全般にAI機能を搭載した。「Vision AI Companion」は、視聴環境やコンテンツを分析し、画質と音響を自動で最適化する機能だ。

「AIサッカーモード」のデモも実施した。AIがサッカーの試合映像をリアルタイムで分析し、色味や動きを調整するほか、歓声や実況・解説音声も聞き取りやすくするとしている。

2026年型のSamsung OLED TV「S95H」には、次世代HDR規格「HDR10+ Advanced」を業界で初めて採用した。AIを基盤に、画面の明るさや色、コントラスト、モーション処理をリアルタイムで調整する。

また、同社によると、同製品にはSamsung OLEDとして初めて焼き付き防止技術を搭載し、長時間視聴時の残像低減も図った。会場では既存製品との画質差を比較するデモも行った。

このほか、マイクロRGB TVも紹介した。「マイクロRGB AIエンジン」により色とコントラストを最適化するほか、「マイクロRGB Color Booster Pro」と「マイクロRGB HDR Pro」によって、周囲の明るさに左右されにくい安定した色再現を実現するとした。

さらに、自然光の強いオーストラリアを意識した「Glare Free」技術も披露した。光の反射を抑え、日中でも画面を見やすくする技術として訴求した。

ゲーミングモニターの新製品も公開した。「Odyssey 3D」は、Eye TrackingとView Mappingでユーザーの視線を分析し、メガネなしで3D効果を実現する。「Odyssey G8(G80HS)」は、ゲーミングモニターとして初めて6K解像度と165Hzのリフレッシュレートに対応する。「Odyssey OLED G8(G80SH)」は、高速応答と深いコントラストを特徴とする。

Samsung Electronics映像ディスプレイ事業部の副社長、イ・ホン氏は「AI技術を基盤に、画質とユーザー体験全般を革新し、『AI TV時代』を本格的に拡大している」とコメントした。その上で「差別化したAIスクリーン体験を通じ、ユーザー中心の視聴環境を継続的に発展させていく」と述べた。

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