写真=Korea Investment Securities

Korea Investment Securitiesは5月14日、2026年1〜3月期の連結営業利益が9599億ウォンとなり、前年同期比85.0%増だったと発表した。純利益は7847億ウォンで、75.1%増加した。ブローカレッジ、資産管理、投資銀行(IB)、運用の主力事業がそろって伸び、業績を押し上げた。

同社は暫定決算の公表にあわせ、2025年に韓国の証券業界で初めて年間営業利益、純利益ともに2兆ウォンを超えたのに続き、2026年1〜3月期も増益を維持したと説明した。

1〜3月期の収益構成は、ブローカレッジ(BK)が33.3%、資産管理(WM)が9.0%、IBが18.6%、運用(Trading)が39.1%。同社は、特定部門への依存が低い収益基盤が業績を下支えしたとしている。

ブローカレッジ部門では、株式市場の堅調な推移に加え、オンライン投資サービスの利便性向上を追い風に、関連収益が前四半期比55.0%増加した。同社はモバイルトレーディングシステム(MTS)「Korea Investment」でAIベースの機能拡充を進めており、2026年初めから投資情報、資産管理、自動投資、顧客維持機能を中心に50件超の機能刷新を実施した。

グローバル金融機関との連携も強化している。JPモルガン、国泰君安証券とのパートナーシップを通じ、MTS内でのリサーチ提供を拡充し、投資情報サービスの強化につなげたという。

資産管理部門では、債券、発行手形、受益証券など金融商品の販売増を受け、販売手数料が71.6%増加した。個人顧客の金融商品残高は、2025年末の85兆1000億ウォンから94兆5000億ウォンに拡大。2026年に入ってからの個人顧客資金の流入額は、月平均3兆1000億ウォンとなった。

IB部門も堅調だった。同社は、新規株式公開(IPO)とエクイティ・キャピタル・マーケット(ECM)で手数料収益首位を記録するなど案件開拓力を示し、前年同期比14.7%増となったと説明した。

今後の成長要因としては、総合投資口座(IMA)市場の本格形成も挙げた。同社は、リテール商品供給力とIBのディールソーシング力を組み合わせた事業モデルの強化を進めている。

運用およびセールス・アンド・トレーディング部門は、金利、為替、株式、債券など市場変動に応じた運用成果が寄与し、全体の業績改善を支えた。

1〜3月期末の単体自己資本は12兆7085億ウォンで、韓国の証券業界で最大規模を維持した。発行手形21兆6000億ウォン、IMA資金2兆6000億ウォンを運用しており、リスクマネー供給機能も拡大しているという。

自己資本利益率(ROE)も業界上位水準を維持しており、規模拡大と収益性改善を同時に進めているとした。

同社関係者は「特定部門や市場環境に左右されにくい収益基盤を土台に、韓国の証券業界にとどまらず、グローバル水準の金融投資会社への飛躍に向けた体制強化を継続していく」とコメントした。

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