画像=Sensor Tower

Sensor Towerは14日、世界のモバイルゲーム売上上位100タイトルの売上高が2026年に約530億ドル(約7兆9500億円)へ拡大し、市場全体の約58%を占めるとの見通しを発表した。

同社が公表したレポート「2026年モバイルゲーム収益化トレンド・インサイト」によると、上位100タイトルの売上高は2022年から2025年にかけて着実に拡大し、2025年は約466億ドル(約6兆9900億円)だった。2026年はライブオプスの強化や収益化戦略の高度化を背景に、さらに約530億ドルまで増加すると予測している。

レポートでは、売上上位のモバイルゲームは単一の手法に依存するのではなく、複数の収益化施策を組み合わせて売上を最大化していると分析した。上位タイトルの83%が5〜7種類の収益化メカニズムを併用しており、通貨バンドル、ライブオプス、ルートボックス、シーズンパス、サブスクリプション、ガチャなどの組み合わせが代表例だという。中でもシーズンパスは導入率が75%に達し、安定収益源として定着しているとした。

ジャンル別では、収益化戦略の傾向にも違いがみられた。ミッドコアとハードコアのゲームでは複数の収益化メカニズムを積極的に活用する一方、広告収入の比重は低かった。ハイブリッドカジュアルでは既存の収益構造に広告を組み合わせる傾向が強く、カジュアルゲームは広告、通貨バンドル、ライブオプスが中心だった。ハイパーカジュアルでは、広告、広告削除機能、通貨バンドルに注力する傾向が示された。

成功事例としては、Nexonの「マビノギモバイル」を取り上げた。従来の多人数同時参加型オンラインRPG(MMORPG)が抱えていた高い参入障壁を下げる一方、生活系コンテンツや軽めのソーシャル要素、着せ替え中心の収益化要素を取り入れ、モバイル向けに最適化した点を評価している。

「マビノギモバイル」は2026年1月時点で世界累計売上が約1億5000万ドル(約225億円)に達した。また、2025年の韓国市場では売上上位の新作ゲームの一つに挙げられた。このほかSensor Towerは、「弓使いの伝説2」「Gossip Harbor」「Whiteout Survival」など複数タイトルを通じて、主要な収益化メカニズムや運営戦略を分析した。

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