APRは5月14日、ビューティーテック事業の内製化を進めるため、中核人材の採用を始めたと発表した。対象はホーム美容機器のR&Dと購買・製造部門。企画から量産までを自社で一貫して手掛ける体制の構築を目指す。
R&D部門では、ホーム美容機器の機構設計の経験者を募集する。採用者は製品設計や性能評価、品質改善など、開発業務全般を担う。あわせて、新事業として準備を進めているEBD(エネルギー基盤デバイス)医療機器とスキンブースター分野でも人材を募る。
このうち医療機器分野では、企画、設計、検証、量産まで開発プロセス全体を担当する。スキンブースター分野では、生体吸収性高分子を用いた製品開発を担う予定だ。
生産体制の安定化に向け、製造・購買部門の採用も並行して進める。製造部門は美容機器の生産運営全般を担い、生産計画、品質管理、工程改善などを担当する。
購買部門は、化粧品・美容機器の生産に必要な原副資材や完成品の調達を担う。自社工場での生産を前提に、サプライチェーン運営の高度化にも取り組む。
APR関係者は「今回の採用は、技術競争力の強化に向け、研究開発と生産の両面で必要な能力を確保する狙いがある」と説明した。その上で「継続的な研究開発投資と人材確保を通じて、ビューティーテック分野の競争力を高め、中長期の成長基盤を整えていく」と述べた。
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