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Anthropicが、企業の有料導入率で初めてOpenAIを上回った。米フィンテック企業Rampの「Ramp AI Index」によると、Anthropicに料金を支払う企業の比率は34.4%となり、OpenAIの32.3%を超えた。TechCrunchが13日(現地時間)に報じた。

Anthropicが同調査で首位に立つのは初めて。集計はRampの顧客企業に関する支出データを基に算出しており、対象は5万社超に上る。

Rampのデータでは、この1年でAnthropicの伸びが際立った。2025年5月時点でAnthropicに支出していた企業の比率は9%だったが、その後12カ月で26ポイント上昇した。一方、同期間にOpenAIは1ポイント低下した。AI製品に支出する企業全体の比率は9ポイント上昇している。

Rampのエコノミスト、アラ・カラジアン氏は、「Anthropicは金融、テクノロジー、専門サービスなど、AI導入が進んでいる分野で先行していた」と説明。その上で、「それ以外の分野では依然としてOpenAIが優位にあるが、ここ数カ月で差は縮小している」と述べた。

同氏は、Anthropicが技術分野の顧客基盤を足がかりに顧客ニーズへ集中し、Coworkなどのツールを通じて段階的に利用を広げてきた点が奏功したと分析した。

OpenAI、Anthropic、Googleなど複数のAI企業のモデルを一元的に比較・利用できるプラットフォーム「OpenRouter」のリーダーボードでも、OpenAIがAnthropicを上回ったのは2025年12月が最後だった。カラジアン氏はブログ投稿で、「Anthropicが首位を維持し続けるかは不透明だ」としつつ、「過去1年の実績は、Anthropicが正しい戦略を取ってきたことを示している」と評価した。

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