SAPがワークフロー自動化プラットフォームを手がけるn8nに出資した。あわせて、n8nのツールを自社のAIエージェント構築ツール「Joule Studio」に搭載するための複数年契約も締結した。Bloombergが13日に報じた。
報道によると、今回の取引を受けてn8nの企業価値は52億ドルと評価された。昨年10月の資金調達時と比べて約2倍となる。
n8nの最高経営責任者(CEO)、ヤン・オーバーハウザー氏は、SAPによる今回の出資について、既存の初期投資家の一部が保有株を売却するセカンダリー取引だと説明した。
2019年設立のn8nは、最小限のコードで反復業務を自動化するソフトウェアを開発している。ユーザーはドラッグ・アンド・ドロップ型のビジュアルインターフェースを使って業務プロセスを構成し、SlackやGoogle Docsと社内データベースを連携させることができる。
また、OpenAI、Anthropic、GoogleなどのAIモデルと連携し、独自のAIエージェントを構築する機能も提供している。
Bloombergによれば、n8nはZapierやGumloopなどの自動化プラットフォームと競合している。
n8nの年間経常収益(ARR)は現在、1億ユーロを超えているという。
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