写真=Emart

Emartは13日、2026年1~3月期の連結売上高が7兆1234億ウォン(約7836億円)、営業利益が1783億ウォン(約196億円)だったと発表した。営業利益は前年同期比11.9%増で、第1四半期としては2012年(1905億ウォン)以来14年ぶりの高水準となった。

Emart単体の営業利益は1463億ウォン(約161億円)で、前年同期比9.7%増だった。第1四半期としては2018年以降で最高となった。売上高は4兆7152億ウォン(約5188億円)で、1.9%増加した。

業績をけん引したのはTradersだ。1~3月期の売上高は1兆601億ウォン(約1166億円)と四半期ベースで過去最高を更新し、営業利益は478億ウォン(約53億円)で前年同期比12.4%増となった。Emartは、高インフレ環境の下で大容量かつコストパフォーマンスを重視した商品戦略が需要を押し上げたと説明している。

Tradersのプライベートブランド「Tスタンダード」の売上高は前年同期比40%増、「Tカフェ」も24%増加した。来店客数は3%伸びた。Emartは今年、取り扱い商品の半数超を入れ替えることを目標に、商品改革を続ける方針だ。

既存店の改装効果も表れた。Starfield Marketに改装したイルサン店は、売上高が前年同期比75.1%増、来店客数が104.3%増となった。ドンタン店とキョンサン店も売上高がそれぞれ12.1%、18.5%増えた。

改装した3店舗では、滞在時間が3時間を超える長時間滞在客の比率が平均87.1%上昇した。Emartは、体験型売り場の拡充が購買行動の変化を促したとみている。

価格競争力の強化も集客に寄与した。主力販促イベント「ゴレイト・フェスタ」では、売上高と来店客数が前年同期比でそれぞれ3.5%、6.0%増加した。統合調達による原価改善分を値下げ原資に振り向ける好循環が定着したとしている。

4月の開示ベースの売上高は1兆4235億ウォン(約1566億円)で、前年同月比4.0%増だった。このうちTradersは3058億ウォン(約336億円)で10.5%増、Everydayは1254億ウォン(約138億円)で7.9%増となった。1~4月累計の売上高は5兆7165億ウォン(約6288億円)で、前年同期比3.4%増だった。

主要子会社の業績も改善した。Josun Hotel & Resortは、観光客増加に伴う稼働率の上昇と客単価の改善を背景に、純売上高1685億ウォン(約185億円)と前年同期比2.4%増、営業利益39億ウォン(約4億円)と同116.7%増を計上した。

SCKカンパニーは新規出店効果で、純売上高が8179億ウォン(約900億円)となり、前年同期比7.3%増だった。

Gmarketは、AliExpressとの合弁会社設立後、積極的な価格投資を進めて事業立て直しを急いでいる。営業損益は赤字が続くものの、総取扱高(GMV)は4年ぶりに増加に転じた。3月のGMVと平均客単価はそれぞれ12%、10%増加し、4月も2桁成長を維持した。

Emartは「チョン・ヨンジン会長が年頭あいさつで示した革新の方向性が、第1四半期から目に見える成果として表れ始めた。既存事業の成長を土台に、AIデータセンター建設など将来の新規事業も加速させる」としている。

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