Krakenの親会社であるPaywardが、大手資産運用会社Franklin Templetonと組み、機関投資家向けトークン化金融商品の共同開発に乗り出す。CoinDeskが5月12日、報じた。
両社は、利回り型商品のトークン化や株式のトークン化に加え、デジタル資産に対応したカストディサービスなど、ブロックチェーン基盤の投資商品の開発を進める。
あわせて、ブロックチェーン上で売買できるアクティブ運用型のトークン化投資商品の投入も検討している。対象は主に機関投資家だが、一部地域ではKrakenの個人顧客にも提供する可能性がある。
Krakenは、Franklin Templetonが展開するトークン化マネー・マーケット・ファンド商品「Benji(BENJI)」を、自社プラットフォームに統合する計画だ。
Franklin Templetonのほか、BlackRock、Fidelity、JPMorganなどの金融機関も、この2年でブロックチェーン金融商品の拡大を進めてきた。中心となっているのは、トークン化した国債やマネー・マーケット・ファンドだ。
トークン化国債ファンドは、政府証券の利回りを提供しながら、ブロックチェーン上で運用される。銀行の営業時間や数日単位の決済を待たず、機関投資家が24時間担保を移し替えられることから、デジタル資産分野で最も成長の速い領域の一つとみられている。
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