画像=Veeamのロゴ

Veeamは12日(現地時間)、年次イベント「VeeamON 2026」で、AIエージェント環境向けの新基盤「DataAIコマンドプラットフォーム」を発表した。セキュリティ、ガバナンス、コンプライアンス、プライバシー、レジリエンスを横断的に管理し、企業のデータ資産を可視化する。

アナンド・エスワランCEOは、「AIを展開するためのインフラは整いつつある一方で、それを検証・統制する基盤は不足している」と指摘。その上で、「DataAIコマンドプラットフォームは、レジリエンスやセキュリティ、ガバナンス、コンプライアンス、プライバシーを一体化するレイヤーになる」と説明した。

同社によると、大企業ではAIエージェントの数が従業員数の82倍に達し、このうち97%が過剰な権限を付与されているという。こうした状況が、脅威の検知と対応の負担を高めていると指摘している。

DataAIコマンドプラットフォームは、Veeamが年初に買収を完了したSecuriti AIの技術を基盤としている。

中核機能の「DataAIコマンドグラフ」は、クラウド、SaaS、オンプレミス環境にまたがり、300超のコネクターを通じてデータ資産全体を可視化する。どのファイルに機微データが含まれているか、誰がアクセスできるか、どの変更がリスク要因になったかを把握できるという。

同社は、本番環境とバックアップ環境の両方を同時にカバーできる点を差別化ポイントとして打ち出す。

また、「DataAIコンプライアンス」は、EU AI法やDORA、GDPRを含む100超の規制フレームワークに対応する。「DataAIプレシジョン・レジリエンス」は、20年分のシステム全体をロールバックすることなく、問題が発生した箇所だけを復旧できるよう支援するとしている。

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