Ten07は、超小型カーゴバイク「Unicorn Pony」を発表し、事前予約の受け付けを開始した。前20インチ・後24インチの異径ホイールを採用し、取り回しのしやすさと積載性の両立を図った。最大積載量は50kg。フレームセット価格は999ユーロで、完成車は2249ユーロ。
モビリティメディアのBikeRumorが12日(現地時間)に報じた。Unicorn Ponyは、既存モデル「Unicorn」をベースに車体をさらにコンパクト化したモデルで、小型アパートや廊下などでも扱いやすい設計を特徴とする。
最大の特徴は、前輪20インチ・後輪24インチの異径ホイール構成だ。ホイールベースを短くしながら、軽快なハンドリングを実現する狙いがある。Ten07は、小径の前輪によって荷物の重心を低く保ちやすく、安定性の面でも有利だとしている。
車体構造もUnicornから見直した。フォークはハンドルバー直下に配置し、リンク機構を使わない構造を採用。あわせて、フォークマウントとリアラックの取り付けポイントを追加し、積載の拡張性を高めた。最大積載量は50kg、乗員の対応体重は100kg、総荷重は130kgまで対応する。フレームサイズは1種類だが、コクピット高を調整することで、身長1.5〜2.0mのユーザーに対応できるという。
実用面の装備も強化した。フォークとダウンチューブには、追加の荷物を積める3パックマウントを備え、標準ラックとカスタムラックの両方に対応する。ベルトドライブ、スライディングドロップアウト、スルーアクスル、クイックリリースなど、複数の仕様を選択可能とした。前後ライト用のダイナモ配線は内装化し、ドロッパーポストやフロントディレイラーの内装配線にも対応する。ダブルキックスタンドの装着も可能だ。
カラーは「Confetti」「Night Rider」「限定版Low」の3種類。Ten07によると、完成車の仕様は公開画像の「Dream Build」と完全には一致しない。現在、事前予約を受け付けており、出荷は11月を予定している。
Ten07は、Unicorn Ponyについて、Unicornよりも小型の車体と低い積載位置を前面に打ち出し、都市向けカーゴバイクの選択肢を広げるモデルと説明している。小規模な住空間でも扱いやすい実用性と、軽快な走行性能の両立を目指したとしている。