HYBEは13日、ミッションやビジョン、コーポレートアイデンティティー(CI)を刷新したと発表した。新ビジョンには「テクノロジー」を明記し、音楽を軸にファン体験の拡大を図る。2024年8月に打ち出した新成長戦略「HYBE 2.0」に沿って、事業拡大と中長期の成長を加速させる狙いだ。
新たなミッションは「DISCOVER A NEW UNIVERSE, UNLOCK AN IMMERSIVE JOURNEY」とした。アーティストとコンテンツを通じて、これまでにない没入体験を提供する考えを示したものだ。従来のミッション「We believe in Music」は今後、音楽事業部門が引き継ぎ、事業の本質と価値を支える指針とする。
新ビジョンは「GLOBAL ENTERTAINMENT LIFESTYLE PLATFORM COMPANY BASED ON MUSIC AND TECHNOLOGY」とした。従来のビジョンとの違いは、「TECHNOLOGY」を明記した点にある。音楽とファンを最優先に据えながら、テクノロジーの活用によってファン体験の幅を広げ、産業革新につなげる方向性を打ち出した。
これにあわせて、CIの運用も見直す。これまではワードマーク、シンボル、ミッションを併記していたが、今後はワードマークとシンボルをそれぞれ単独で使用し、視覚面での簡潔さと象徴性を高める。
人材像として掲げる「HYBE DNA」についても、情熱や自律、信頼といった中核価値をより具体的に示した。公式ホームページも、新たなブランドアイデンティティーに合わせて刷新した。
今回のブランド刷新は、2024年8月に公表した新成長戦略「HYBE 2.0」に沿った動きでもある。HYBEは当時、事業構造を音楽、プラットフォーム、テクノロジーを基盤とする将来成長領域の3軸に再編していた。
HYBE関係者は「今回のブランド刷新は、単なるビジュアル変更ではなく、新たな成長に向けた会社の方向性を示す宣言だ」と説明した。そのうえで「音楽とテクノロジーを基盤にファン体験の領域を広げ、新たな挑戦を続けながら、その成果を産業全体へ波及させ、グローバルエンターテインメント市場の次の成長像を示していく」と述べた。