Netflixは13日、過去10年にわたりコンテンツ制作に1350億ドル超を投資し、世界全体で3250億ドル超の経済効果を生んだと発表した。あわせて、約50カ国・4500超の都市と地域でシリーズや映画を制作し、42万5000件超の雇用を創出したとしている。
同日公表した報告書「Netflix Effect」によると、同社はコンテンツがもたらす影響を、クリエイター育成、観光需要の喚起、世界経済への波及、ライセンス作品の再発見など10のキーワードで整理した。
報告書では、韓国コンテンツの事例にも多くの紙幅を割いた。「ポクサク ソガッスダ」は、韓国経済に900億ウォン超の効果をもたらした事例として紹介された。制作には約600人の出演者・スタッフと約4000社の協力会社が参加。Netflix利用者のうち、韓国コンテンツを視聴した人の72%が韓国訪問の意向を示したという。今年1〜3月に韓国を訪れた外国人観光客は過去最多となった。
「Kポップ デーモン ハンターズ」はアカデミー賞で2冠を獲得し、主題歌「ゴールデン」はKポップとして初めてグラミー賞を受賞した。語学学習アプリのDuolingoによると、米国で韓国語を学ぶ人は22%増加し、韓国行き航空券の予約も25%増えた。
また、「イカゲーム」に登場した緑のトレーニングウエアは、2年連続でハロウィーン衣装の検索件数1位となった。白のVansスリッポンも、配信後に販売量が約8000%増加したという。「白と黒の料理人:料理階級戦争」の配信期間中は、出演シェフが運営する飲食店の平均予約率が148%上昇した。
報告書はさらに、「Kポップ デーモン ハンターズ」を手がけたマギー・ガン監督や、「キングダム」シリーズのキム・ウニを、Netflixを足がかりに世界市場へ進出したクリエイターとして紹介した。
Netflixのテッド・サランドス最高経営責任者(CEO)は、「真にグローバルな存在になるには、徹底してローカルから始めなければならない」とコメント。「今後もクリエイターや地域社会、ファンとの関係に継続的に投資していく」と述べた。