Wemade Maxは5月12日、2026年1〜3月期の連結営業損失が153億ウォンだったと発表した。新作開発などへの投資負担が先行し、前年同期の24億ウォンの赤字から損失幅が拡大した。一方で、海外売上高は大幅に伸びており、同社は年内の中国市場進出や新作投入を通じて巻き返しを図る。
売上高は前年同期比30.6%減の327億ウォン、親会社株主に帰属する当期純損失は111億ウォンだった。前四半期比では売上高は7%増となった。
営業赤字の拡大について同社は、売上成長に伴う支払手数料の増加に加え、新作開発の拡大や開発人員の増強など、将来の成長基盤確保に向けた投資がかさんだためとしている。
一方、海外売上高は大きく伸びた。「Night Crows」「Lost Sword」「Silkroad」など主力タイトルが寄与し、1〜3月期の海外売上高は前年同期比137.8%増となった。全売上高に占める海外比率も45%まで上昇した。
今後はグローバル市場を軸にタイトルの拡充を進め、中長期の成長基盤を強化する方針だ。主力IPの「Night Crows」は年内の中国市場進出を予定しており、下期には後続のモバイルMMORPGも投入する計画としている。
AAA級のオープンワールド・アクションRPG「Project TAL」についても、年内に追加のプレー映像を公開する予定だ。
サブカル系タイトルの拡充も進める。Fluffydogの「Make Drama : MAD」、講談社のオリジナルIPを活用した新作、Retrocatの収集型RPG「Noah」などについて、年内投入を目指して準備を進めている。
このほか、放置型RPG「Wind Runner: Grow」と「Midnight Walkers」の正式リリースに加え、「MIR5」の開発方針見直しも進め、収益性の改善につなげる考えだ。
ソン・ミョンソク代表は「主力タイトルのグローバル展開と新規IPの発掘を並行して進め、地域ごとの市場特性に合わせた戦略的なサービスを通じてグローバル競争力を一段と高めていく」とコメントした。そのうえで、「各スタジオの開発力を基盤に、安定した成長構造を構築していく」と述べた。