Oracleは5月12日、Samsung Electronicsがソフトウェア開発の標準化に向けて「Java SE Universal Subscription」を導入すると発表した。全社のアプリケーション開発環境をOracle Javaに統一し、運用負荷の軽減とセキュリティ強化を進める。
Oracleによると、Samsung Electronicsは今回の導入を通じて、ライセンス管理の簡素化やライセンスコンプライアンス対応の強化を図る。あわせて、IT運用の効率化と基幹システムを含む社内環境全体のセキュリティ向上も進める考えだ。
Samsung ElectronicsのAIセンターの副社長、イ・グンホ氏は「Java SE Universal Subscriptionの導入により、社内のエンジニアリング組織に対し、安全で信頼性の高い標準化された開発環境を提供したい」とコメントした。
そのうえで、「Oracle Javaとの連携を通じて運用リスクを最小限に抑え、ライセンス管理を簡素化することで、継続的なイノベーションに注力できるようになる」と述べた。
Oracleは、Samsung Electronicsが社内ソフトウェア環境全体で統一的なエンタープライズサポートを確保できるよう支援する。さらに、高度な機密性が求められるミッションクリティカルな半導体開発においても、エンジニアが最新のセキュリティパッチを迅速に適用できるよう後押しするとしている。
OracleのグローバルJavaビジネス担当シニアバイスプレジデント、マイク・リングホファー氏は、「多くのグローバル企業がJavaプラットフォームの拡張性と安定性を活用しており、Samsung Electronicsもその一社だ」と述べた。
さらに「Oracle Javaを通じて、Samsung Electronicsのエンジニアリングチームによる半導体技術のイノベーションを支援できることを誇りに思う」とコメントした。