MoonPayが、予測市場向けのAI取引ツール「Dawn CLI」を公開した。英語で戦略を指示するだけで、調査、コード生成、シミュレーション、実際の取引までを自動化できるという。The Blockが11日(現地時間)に報じた。
Dawn CLIは、技術的な知識がないユーザーでも利用できるよう設計された。平易な英語で取引戦略を説明すれば、一連の作業をAIが処理する。
Dawn Labsの創業者ニラジ・プラサド氏は、X(旧Twitter)への投稿で、Dawn CLIがDawn Labsにとって初の一般消費者向け製品だと明らかにした。
Dawn Labsはこれまで、市場動向を分析し、金融インフラに接続して資金配分を調整しながら、ユーザーの指示に基づいて行動するAIエージェントのシステムを開発してきた。MoonPayの新製品は、この技術を一般ユーザーが予測市場の取引に活用できるよう広げたものと位置付けられる。
予測市場の取引はここ数年、KalshiとPolymarketを中心に拡大している。4月には、両プラットフォームの累計取引高の合計が1500億ドル(約22兆5000億円)を超えた。
MoonPayは2月、AIエージェントがウォレットを作成し、自律的に取引できるノンカストディアル型インフラ「MoonPay Agent」を公開した。今月には、AIエージェントとユーザーがオンチェーンウォレットから直接決済できるステーブルコインのデビットカード「MoonAgent Card」の提供も開始している。
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