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欧州委員会(EC)は11日、OpenAIのサイバーセキュリティ向けモデル「GPT-5.5-サイバー」へのアクセス提供について、EU側と協議を進めていると明らかにした。一方で、Anthropicの「Mythos」については、EU向けの審査用プレビューが提供されていないという。CNBCが同日、報じた。

ECのトーマス・レニエ報道官は記者説明会で、OpenAIについて「透明性があり、新モデルへのアクセス提供に前向きな姿勢を示している」と評価した。

レニエ氏によると、OpenAIとEUの協議はすでに始まっており、今週中にもモデルアクセスを巡る追加協議を行う予定だ。ECは、こうした協議によってモデルの提供状況を詳しく確認し、安全面の懸念に対応できるとしている。

OpenAIは先週、最新の人工知能モデルの派生版である「GPT-5.5-サイバー」を、審査を通過したサイバーセキュリティチーム向けに限定プレビューとして提供した。これは、Anthropicが1カ月前に「Mythos」を一部の組織と企業に限定公開した流れに続く動きとなる。

ただ、「Mythos」は公開から1カ月が経過した現在も、EUに対する審査用プレビューが提供されていない。レニエ氏は、EUがAnthropicともアクセス提供を巡る協議を進めているとしたうえで、OpenAIとの協議とは「段階が異なる」と説明した。

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