画像=Devsistersの2026年1〜3月期業績

Devsistersは11日、2026年1〜3月期の業績を発表し、主力タイトルの成長鈍化と新作の不振により赤字幅が拡大したことを明らかにした。全社的な構造改革に加え、下期の新作投入やIP事業の拡大を通じて業績の立て直しを図る。

韓国国際会計基準(K-IFRS)ベースの1〜3月期の売上高は585億ウォンで、前四半期比2%減だった。営業損失は174億ウォン、当期純損失は151億ウォンとなった。

業績悪化の主因は、主力タイトルの売上が計画に届かなかったことだという。「クッキーラン:キングダム」は5周年アップデートの収益寄与が想定を下回った。3月末に投入した新作「クッキーラン:オーブンスマッシュ」も初動が伸び悩み、売上の上積みにはつながらなかった。

一方で、新規プロジェクトの開発や知的財産(IP)への投資が続き、損失を押し上げた。

同社は今後、収益性と成長性を重視したポートフォリオ再編、新技術を活用した高効率な業務システムの構築、徹底したコスト管理、組織のスリム化を柱に、全社的な経営改革を進める方針だ。経営トップは報酬を全額返上し、全社員を対象とする希望退職も実施する。

下期に向けたテコ入れ策も打ち出す。「クッキーラン:キングダム」は新たなストーリーを追加するアップデート後、韓国のApple App Store売上ランキングで4位に再浮上した。第3四半期には、クッキーランの世界観に登場するキャラクターが総登場するアイドルRPG新作「クッキーラン:クランブル」をグローバルで正式リリースする。

IPを活用した周辺事業も拡大する。トレーディングカードゲーム(TCG)「クッキーラン:ブレイバース」は今夏、グローバルのシングルカード取引プラットフォームに出店し、下期には欧州市場へ進出する。第3四半期には、TCGの運営経験を生かしたRobloxゲーム「クッキーランカードコレクション」を投入し、エコシステムの拡張を進める。

このほか、公式Amazonストアを通じた現地直送の対象地域を広げる。今月開催されるライセンシングエキスポにも参加し、グローバルでのライセンシング拡大を推進する計画だ。

Devsistersの関係者は「経営改革を土台に、下期の新作立ち上げと主力ライブサービスの効率改善を進め、経営の安定性をさらに強化していく」とコメントした。

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