Ripple(XRP) 写真=Shutterstock

Rippleが、米国の非上場ユニコーン企業を対象とする「Prime Unicorn Index」で6位に入った。トップ10に入った暗号資産関連企業はRippleのみで、米非上場市場における同社の存在感を示す結果となった。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが8日(現地時間)に報じた。Prime Unicorn Indexは、Ragnief Labsが算出する指数で、企業価値10億ドル以上の米国非上場企業を対象に構成される。

同指数は、調整後時価総額方式を採用し、非上場企業に連動する金融商品のベンチマークとしても位置付けられている。現在の組み入れ企業数は232社で、合計企業価値は3兆4330億ドルに上る。

4月15日時点の首位はSpaceXで、企業価値は1兆2530億ドル、構成比は10%。2位はOpenAIで9173億1000万ドル、構成比9%、3位はAnthropicで3323億7000万ドル、構成比8%だった。

Ripple Labsは企業価値260億900万ドル、構成比5%で6位。Rippleを上回ったのはSpaceX、OpenAI、Anthropicに加え、DatabricksとAnduril Industriesだった。Rippleの下にはCerebras Systems、People Center、Devoted Health、Neuralinkが続いた。

指数算出元によると、同指数は米国のベンチャー投資を基盤とする非上場企業のうち、企業価値10億ドル以上の企業を対象としている。基準日は2021年1月20日、正式ローンチは2024年1月17日で、毎年1月、4月、7月、10月に定期リバランスを実施する。

今回の順位は、Rippleの評価額の算定方法にも関係している。非上場企業であるRippleの企業価値は、上場企業のような市場株価ではなく、資金調達ラウンド、公開買い付け、店頭でのセカンダリー取引、自社株買いなどを通じて形成される。

Rippleは2019年のシリーズCで約2億ドルを調達し、企業価値は約100億ドルと評価された。その後、評価額は大きく上昇した。

2024年初めには公開買い付けと自社株買いを実施し、企業価値は110億~113億ドル水準とみられた。さらに2025年11月5日には、Pantera、Citadel Securities、Galaxyなどが参加する5億ドル規模の後期戦略投資ラウンドを完了。既存株の一部セカンダリー売却を含むこの取引では、取引後の企業価値は400億ドルとされた。

今年3月には、7億5000万ドル規模の自社株買いと公開買い付けも開始した。この際にRippleが示した企業価値は500億ドルで、2025年11月時点の評価額を25%上回る水準だった。公開買い付けは4月まで実施された。

一方、Prime Unicorn Indexが2026年第2四半期に反映したRippleの企業価値は約260億ドルで、同社が自社株買いと公開買い付けで示した500億ドルとは大きな開きがある。

この差は、算定手法の違いによるものだ。指数は主に店頭のセカンダリー市場の取引データに加え、検証済みのプライマリー取引およびセカンダリー取引を基に企業価値を算出する。一方、Rippleの500億ドル評価は、同社が直接提示した公開買い付けと自社株買いの価格に基づく。同じ企業でも、どの取引を基準に評価するかによって非上場市場での企業価値が変動し得ることが、今回の順位にも表れた。

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