Terawulfの高性能コンピューティング(HPC)事業が、2026年1〜3月期に初めてビットコイン採掘収入を上回った。HPC賃貸売上は2100万ドルに達し、収益の柱がデジタル資産事業からHPCへ移りつつあることを示した。
The Blockが8日(現地時間)に報じたところによると、同四半期のHPC賃貸売上は2100万ドルだった。一方、デジタル資産事業の売上は1300万ドル未満にとどまり、HPC事業が初めてこれを上回った。
全社売上高は3400万ドルで、前年同期の3440万ドルとほぼ横ばいだった。純損失は4億2760万ドルとなり、前年同期の6140万ドルから大幅に拡大した。
同社は、純損失のほぼ半分について、現金流出を伴わないワラント再評価によるものだと説明した。
長期のコンピュート契約の拡大を背景に、Terawulfの収益構造はHPC中心へと移行している。
ポール・フレイザーCEOは決算発表で、1〜3月期について「HPC賃貸収入が財務数値に本格的に反映された初の四半期だ」と述べた。
パトリック・フラリーCFOも、1〜3月期を事業転換期と位置付けたうえで、売上の軸がより安定した契約型のコンピュート事業に移りつつあると説明した。
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