写真=Reve AI

NVIDIAがけん引してきたAIインフラ投資の資金が、メモリやCPU、光ファイバー関連銘柄にも広がっている。CNBCが8日(現地時間)に報じた。

今週はAMDとIntelがともに約25%上昇した。メモリ大手のMicronは35%超、光ファイバーケーブルを手がけるCorningも約20%上昇した。4社はいずれも年初来で株価が2倍を超えている。

このうち上昇率が最も大きいのはIntelで、年初来の上昇率は200%を超えた。一方、NVIDIAは年初来16%高にとどまり、上昇率はナスダック総合指数並みとなっている。

みずほのアナリスト、ジョーダン・クライン氏は、こうした値動きについて「AI主導株の入れ替わり」を示す最も明確なシグナルだと評価した。

とりわけ物色が目立つのがメモリ関連だ。Micronの時価総額は今週、初めて8000億ドルを突破した。株価は過去1年で750%超上昇している。

Micronのサンジェイ・メロトラCEOは3月、主要顧客が供給不足のため、必要量の50〜67%しか確保できていないと明らかにした。

CPU市場への注目も強まっている。関心がチャットボットからAIエージェントへ移る中、CPU需要が急増しているという。Bank of Americaは、データセンター向けCPU市場が2025年の270億ドルから2030年には600億ドルへと、2倍超に拡大すると予測した。

AMDは今週発表した決算で、売上高、純利益、業績見通しのいずれも市場予想を上回った。リサ・スーCEOは、サーバーCPU市場が今後3〜5年で35%成長するとの見通しを示した。これは11月時点の予想だった18%から大幅な上方修正となる。

もっとも、一部アナリストの間では過熱感を警戒する見方も出ている。半導体株ラリーの規模が1990年代末のドットコムバブルに近いとする指摘だ。BTIGのアナリスト、ジョナサン・クリンスキー氏は、PHLX半導体指数が年初来66%上昇していることを踏まえ、25〜30%の調整が入る可能性があると警告した。

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