AMDのリサ・スーCEOは、エージェンティックAIの普及に伴い、CPUとGPUの構成比が従来より大きく変化し、足元では1対1に近づいているとの見方を示した。長期的にはCPUがGPUを上回る可能性もあるという。TweakTownが7日(現地時間)に報じた。
報道によると、AMDの2026年第1四半期におけるデータセンター部門の売上高は58億ドル(約8700億円)。EPYCプロセッサとInstinct GPUが業績を押し上げた。
スーCEOはアナリスト向け決算説明会で、従来のエージェンティックAI関連ワークロードではCPUとGPUの比率が1対4、あるいは1対8程度だったと説明した。一方、現在はその比率が1対1近くまで縮まっているとし、エージェント数の増加が続けば、CPUがGPUを上回る局面もあり得ると述べた。
CPU需要の拡大がGPU需要を侵食するのではないかとの見方については、「むしろ補完的だ」と強調した。そのうえで、両者の需要増は市場全体の成長を後押ししていると説明した。
エージェンティックAIは、人手を介さずに複数の自律エージェントが定められたタスクを遂行する仕組みを指す。この過程では、CPUとGPUが調整や実行を担うホストノードとして使われる。
著者について