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AI需要の拡大を受けてPC向け中核部品の供給不足が深刻化し、マザーボード市場に逆風が強まっている。Tom's Hardwareは7日、ASUSやGigabyteなど主要メーカー4社が2026年の社内販売見通しを下方修正したと報じた。

同報道によると、NVIDIA、Intel、AMDがAI向けプロセッサーの増産を優先した影響で、消費者向けチップの供給が絞られ、メモリモジュールやストレージドライブを含むPC部品価格がこの半年で広く上昇した。部材不足によりPCのアップグレード需要が後ろ倒しとなり、マザーボード各社の販売にも影響が及んでいるという。

主要4社は、2026年の販売計画をそろって引き下げた。ASUSは2025年に1500万台を販売したが、2026年は1000万台の達成も難しい見通しだ。

Gigabyteは従来の1150万台から900万台へ、MSIは1100万台から840万台へそれぞれ下方修正した。ASRockも430万台から270万台へ引き下げる見通しで、減少率は4社で最大となる。

販売低迷の背景には、大型の新プラットフォーム投入が見込めないこともある。AMDはAM5ソケットを継続採用しており、Intelの「Nova Lake」は年末の投入が予定されている。NVIDIAについては、年内にRTX 50 Superシリーズを投入しないとの見方があり、RTX 60シリーズも2028年まで登場しない可能性が指摘されている。

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