放送メディア通信委員会は5月8日、Galaxy S25の事前予約を巡り、台数制限を明示しないまま利用者を募集し、契約手続きを終えた7127件を一方的に取り消したとして、KTに6億4000万ウォン(約7000万円)の課徴金を科すとともに、是正命令を出すことを決めた。
同委員会は同日開いた「2026年第7回委員会」で、KTの行為が電気通信事業法第50条に違反すると判断し、是正措置を議決した。
同委員会によると、KTはGalaxy S25の事前予約を実施する過程で、補助金以外に提供した追加特典や適用条件全般について調査を受けていた。
調査の結果、KTは自社サイト「KTドットコム」でGalaxy S25の事前予約を受け付ける際、共通の注意事項として「別途、締め切りの表示がなければ特典を受けられる」と案内していたにもかかわらず、実際には対象を先着1000人に限定していたことが確認された。
KTはこの点について、担当者の単純なミスで告知が漏れたと説明した。ただ、その後、YouTuberのAlright Studioとgenie TV経由で事前予約した7127人分について、契約を一方的に取り消していたという。
取り消し対象となった7127人は、本人確認や決済方法の入力など契約手続きを完了していた。放送メディア通信委員会は、これらの利用者が実質的に契約成立に至った状態だったにもかかわらず、KTが正当な理由なく加入を制限したとみている。
同委員会は、契約締結に直接影響し得る台数制限を適切に告知しなかった点に加え、契約手続きを終えた7127件を取り消した点を重く見た。
このため、事前予約時に補助金以外の追加特典を利用者が容易に確認できるよう、内容を明確に告知することなどを命じる是正命令とあわせて、課徴金6億4000万ウォンを賦課することを決めた。
キム・ジョンチョル委員長は「移動通信サービス加入時に利用者の利益を損なう行為を徹底的に点検する。今回の是正措置が適切に履行されるよう監督を強化し、国民がサービスを利用する上で不便が生じないようにしたい」と述べた。