ASUS TUF Gaming F16(写真=Best Buy)

メモリ価格の上昇がゲーミングノート市場にも波及し、高性能モデルを中心に価格負担が重くなっている。一方で、値引き幅だけでなくメモリ容量やCPUを含めた構成全体に目を向ければ、依然として有力な選択肢はあるようだ。

TechRadarは7日(現地時間)、主要な値下げモデルを比較した結果、表面的な割引率よりも実際の構成の中身が重要になっていると報じた。

ここ数カ月でメモリ価格は急騰しており、その影響は自作PC向け市場にとどまらず、ゲーミングノート全体に広がっている。同じ価格帯でも、メモリ容量やCPU、GPU以外の仕様を抑えた構成が増えているという。

このため、GPUの型番だけを見て選ぶと、想定より見劣りする構成の製品をつかむ可能性が高まっている。

TechRadarが、比較的バランスの取れた構成を維持しているモデルとして最初に挙げたのは、Best Buyで1299ドル(約19万5000円)で販売されている「ASUS TUF Gaming F16」だ。通常価格は1649ドル(約24万7000円)。

構成はRTX 5060、Intel Core i7、メモリ32GB、1TBストレージ。TechRadarは「32GBメモリと十分なCore i7を備え、妥協の少ない構成だ」と評価し、「過度な出費を避けつつ、しっかりしたゲーム性能を求めるユーザーにとって合理的な選択肢になる」とした。

2機種目は、同じくBest Buyで1374ドル(約20万6000円)に値下げされている「Alienware 16 Aurora」。通常価格は1749ドル(約26万2000円)だ。

こちらはRTX 5060、Intel Core 7、メモリ32GB、1TB SSDを搭載する。TechRadarは「Alienwareのようなプレミアムブランドは割高になりやすいが、このモデルは現時点でかなり割安感がある」とし、「ブランド性を重視するユーザーなら検討に値する」と評した。

より高い性能を求めるユーザー向けには、Amazonで1499ドル(約22万5000円)で販売されている「Acer Nitro V17」も挙げた。値引きはないものの、RTX 5070、Ryzen 7、メモリ32GB、1TBストレージを備え、価格性能比に優れると評価している。

TechRadarは同モデルを「現在の市場では珍しい掘り出し物」と表現した。一方で、17インチの大画面モデルであるため、持ち運びやすさを重視するユーザーには不向きな面もあると付け加えた。

4機種目は、Best Buyで2099ドル(約31万5000円)で販売されている「ASUS ROG Zephyrus G14」。通常価格は2549ドル(約38万2000円)だ。

構成はRTX 5070 Ti、AMD Ryzen 9、メモリ32GB、1TBストレージ。価格帯は高めだが、ハイエンドのゲーミングノートとしては競争力があるとみられている。TechRadarは「携帯性、高級感のあるデザイン、優れた構成のバランスが取れたモデル」であり、「今後数年にわたって十分使えるプレミアムノートだ」と説明した。

今回の評価で特徴的なのは、単純な値引き幅ではなく、部材構成の組み合わせを重視している点だ。最近は同じGPUを搭載していても、メモリ容量やCPUのグレードによって実際の価値や使い勝手の差が広がっているという。

特にRTX 5060クラスでは、価格を抑える代わりに全体構成を削ったモデルが少なくないと整理した。

高性能なゲーミングノートを選ぶ際には、GPUだけでなく、メモリ容量とCPUの組み合わせまで含めて確認すべきことが改めて示された格好だ。メモリ高騰が続く足元では、同じ予算で何が維持されているかが、購入判断の重要なポイントになっている。

メモリ価格の上昇が続くなか、ゲーミングノート市場では、単純なコストパフォーマンスよりも、構成の充実度そのものが競争力を左右する局面に入っている。

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