XRP(写真=Shutterstock)

XRPが今後数週間で大陽線を伴う上昇局面に入る可能性があるとの見方が出ている。本格的な上昇の条件として、市場では3.35ドルの上抜けが焦点となっている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicは7日(現地時間)に、市場アナリストの見方として、XRPが長期足で過去と類似した値動きを示しており、3.35ドルの抵抗線を突破すれば本格上昇に移る可能性があると報じた。

足元のXRPは主要なサポート水準を維持したまま、レンジ圏で推移している。市場では、足元の値動きが単なる調整なのか、それとも持ち合い放れに向けた再調整局面なのかに関心が集まっている。

アナリストのCWは最近の見通しで、XRPが3週足で強気シグナルを示していると指摘した。3本連続の陰線の後、3月末に最初の陽線を付け、現在の足も続伸して陽線で終える可能性があるという。CWは、次の足でより大きな上昇が現れる可能性があるとしている。

テクニカル指標も強気の見方を補強している。相対力指数(RSI)は移動平均線を上回っており、CWはこれを市場モメンタムの回復を示すサインと解釈した。

分析の中核にあるのは、長期チャートで繰り返されてきたフラクタル構造だ。CWによると、XRPは前回サイクルの高値形成後、対称三角形の局面に入り、段階的な調整を経て上辺をブレイクし、その後に過去最高値を更新する流れを示してきた。最初の例は2013年から2017年にかけてで、この間にXRPは約0.0059ドルから0.439ドルまで上昇したという。現在進行中の2つ目のフラクタルも、同様のパターンの最終段階に入ったとの見方を示した。

この構造は4段階に分けられる。第1段階は上昇トレンド終盤で、最後の急騰を経て高値を付ける局面だ。今回のサイクルでは、0.43ドルから2018年の高値である3.35ドルまで上昇した局面がこれに当たる。第2段階は高値形成後の調整、第3段階はボラティリティが低下するレンジ局面で、ブレイクに向けたエネルギーをためる段階とされる。

市場が注目するのは第4段階だ。この段階では、対称三角形の上辺をブレイクした後に値幅拡大が起こる。XRPは2024年11月に一度ブレイクしており、現在はそのブレイク水準を再試しする動きに入っているという。CWは「本当のラリーは、過去最高値(ATH)である3.35ドル近辺の抵抗を突破した後に始まる」との見方を示した。2017年の最初のフラクタルでも同様の局面があり、その後にXRPは大陽線を連ねたと付け加えた。

現在の水準からXRPが3.35ドルに到達するには、137%の上昇が必要とされる。チャート上でこの抵抗線を明確に上抜けた場合、測定上のターゲットは20ドルとされた。これは現水準から1318%の上昇に相当する。別のアナリストであるホーブも、エリオット波動を根拠に、XRPが15〜20ドルまで上昇する可能性があるとみている。

もっとも、市場の分岐点が3.35ドルであるとの見方に変わりはない。この水준を突破するまでは、対称三角形ブレイク後の再試し局面と解釈される余地がある。短期的には3週足で陽線基調を維持できるか、長期的には過去最高値の抵抗を実際に突破できるかが、今後の焦点となる。

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