KB Asset Managementは5月8日、KOSDAQの大型成長株に投資する「KB KOSDAQ Leader Fund」を設定したと発表した。AIや半導体、モビリティ、バイオなど技術主導の成長産業への政策支援が強まる中、KOSDAQ市場への機関投資家資金の流入拡大を見込んだ商品という。
KOSDAQを取り巻く制度面も追い風となっている。KOSDAQベンチャーファンドの税制優遇拡大や、公募株の優先配分比率の引き上げ、企業成長投資機構(BDC)の導入推進などを背景に、投資環境の改善期待が高まっている。
年金基金などの運用評価基準にKOSDAQ指数を反映するとの観測も、機関投資家の参加拡大につながる要因とみられている。
同ファンドは、KOSDAQ市場の中核を担う大型成長株を軸に運用する。KOSDAQ150指数の構成銘柄のうち、主要産業を代表する企業に約40〜60%を投資する「コア戦略」と、今後の指数組み入れが見込まれる有望企業に投資する「ブースター戦略」を組み合わせる。
KB Asset Managementは、KOSDAQ市場では業種や銘柄ごとのパフォーマンス格差が大きく、単純な指数への追随よりも、成長性や需給の変化を踏まえた選別投資が重要だとみている。
そのため、指数組み入れ効果や需給変化を織り込んだクオンツ分析を活用し、投資銘柄を選定する方針だ。
キム・グァンジン年金WM本部長は「政府の政策支援と産業構造の変化が重なり、KOSDAQの投資環境は改善している」としたうえで、「大型成長株を中心とした選別投資戦略を通じて、独自の投資機会を発掘したい」と述べた。