写真=LG Electronics

LG Electronicsは4月29日、2026年1~3月期の連結決算を発表した。売上高は23兆7272億ウォンと1~3月期として過去最高を更新し、営業利益は1兆6737億ウォンで前年同期比32.9%増となった。

売上高は前年同期比4.3%増。営業利益は1~3月期としては過去3番目の高水準だった。前四半期比では売上高が0.5%減った一方、営業損益は前四半期の1090億ウォンの赤字から黒字に転じた。当期純利益は1兆51億ウォンで、前年同期比14.8%増だった。

景気の先行き不透明感が続く中でも、生活家電やテレビなど主力事業がプレミアム領域での競争力を背景に業績を下支えした。HS(Home Appliance Solution)事業本部とVS(Vehicle Solution)事業本部の合算売上高は四半期ベースで初めて10兆ウォンを超えた。

B2B売上高は6兆5000億ウォンで、全社売上高の36%を占めた。前年同期比では1%増、前四半期比では19%増となった。サブスクリプション事業の売上高は6400億ウォンで、前年同期比15%増と2桁成長を維持した。

HS事業本部の売上高は6兆9431億ウォン、営業利益は5697億ウォンだった。売上高は四半期ベースで過去最高を更新した。原材料価格の上昇や米国の関税影響がある中でも、営業利益率は8.2%を確保した。プレミアム製品とボリュームゾーン製品を並行して展開したことに加え、家電サブスクリプションの構成比上昇も寄与した。4~6月期は、グローバルサウス市場の開拓とサプライチェーン最適化を通じて、成長と収益性の両立を目指す。

MS(Media Entertainment Solution)事業本部の売上高は5兆1694億ウォン、営業利益は3718億ウォンだった。営業利益は前年同期から大きく伸び、前四半期の赤字から黒字に転じた。プレミアム製品の販売拡大に加え、webOSプラットフォーム事業の成長、マーケティング費用の効率化、固定費削減が寄与した。4~6月期はスポーツイベント需要の取り込みと、webOSプラットフォームのパートナーシップ拡大に注力する。

VS事業本部の売上高は3兆644億ウォン、営業利益は2116億ウォンだった。売上高、営業利益ともに四半期ベースで過去最高を更新した。四半期営業利益率は事業本部発足以来、初めて6%を大きく上回った。車載インフォテインメント(IVI)ソリューションの高付加価値化と採用モデル拡大が進み、欧州の完成車メーカー向けを中心に販売が伸びた。

同社は、車載事業について、受注を基盤に安定成長を続けていると説明。生活家電に続くB2B領域の安定収益源として、全社ポートフォリオの面でも重要性が高いとしている。

ES(Eco Solution)事業本部の売上高は2兆8223億ウォン、営業利益は2485億ウォンだった。中東情勢の影響による消費マインドの悪化に加え、中核事業での人員拡充に伴う人件費増が響き、売上高、営業利益ともに前年同期を下回った。4~6月期は、北米のユニタリー、欧州のヒートポンプなど地域特化型製品の拡販に加え、AIDC(人工知能データセンター)向け冷却ソリューション事業での案件獲得に注力する計画だ。

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