Meritz Securitiesのモバイルトレーディングシステム(MTS)で29日未明、ログイン障害が再び発生した。米国株の取引時間帯と重なったため、投資家の間では売買や問い合わせに支障が出たとの声が広がった。
29日午前2時10分ごろから、株式関連のオンラインコミュニティでは「Meritz Securitiesにログインできない」との投稿が相次いだ。
米国株の取引時間帯だったこともあり、一部の投資家は「アプリにログインできない」「売却できない」「電話もつながりにくい」といった内容の書き込みを投稿した。
障害が続いたことで、投資家の間では同社のシステム障害が繰り返されているとして、不満や批判が強まっている。
同社では今月9日にも、取引終了後に約30分間、ホームトレーディングシステム(HTS)とMTSでログイン障害や取引遅延が発生した。同社は当時、システムエラーによる一時的な遅延と説明していた。
昨年にも同様の問題は起きている。昨年10月には取引開始直後、MTSとHTSで接続遅延が発生し、一部で気配値処理にも障害が出た。さらに同年12月には、一部顧客に対し、他人の米国株約定履歴に関するプッシュ通知が送信される事故もあった。
こうした状況を受け、Meritz Securitiesは海外株取引システムの安定化に向け、総額200億ウォン規模のITインフラ追加投資を実施する方針を示している。
ただ、海外株の取引時間帯に接続不安定が再発したことで、システムの安定性と信頼性をめぐる懸念は当面続きそうだ。
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