個人情報保護委員会は4月28日、個人情報取扱方針の作成指針に関する説明会を開催し、24日に公表した改定案の要点を説明した。あわせて、仮名情報の処理基準や、生成AIサービスにおける個人情報の取扱いに関する留意点も周知した。
今回の説明会は、個人が自らの個人情報の扱いをより分かりやすく把握できるようにするとともに、関連する権利行使を後押しする狙いがある。改定内容を実務に円滑に落とし込めるよう、現場で論点になりやすい事項を中心に解説した。
説明会では、作成指針改定案の趣旨と主要項目に加え、実務上の具体例も紹介した。仮名情報の処理基準についても説明し、現場での適用に向けた理解を促した。
また、改定案で新たに盛り込んだ生成AIサービス関連の付録の主な内容も取り上げた。利用者が入力したプロンプト情報を収集するかどうか、その情報をAIの学習に利用するかどうか、学習利用を望まない場合のオプトアウトの方法など、取扱方針に記載すべき項目を示した。
ヤン・チョンサム事務処長は、「個人情報取扱方針は、国民に個人情報の取扱基準や内容を伝える基本的な手段であり、個人情報処理者の透明性と説明責任を示す出発点だ」と述べた。その上で、「今回の説明会が現場の理解を深め、改定された作成指針が公共機関や企業に安定的に定着するきっかけになることを期待している」と語った。
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