Hanwha Solutionは28日、2026年1〜3月期の連結業績を発表した。売上高は3兆8820億ウォン、営業利益は926億ウォンで、前年同期比ではそれぞれ25.5%増、205.5%増だった。3四半期ぶりに営業黒字を確保し、全部門で黒字となった。
業績改善をけん引したのは、米国での太陽光関連製品の通関遅延の解消だ。これにより現地工場の稼働が正常化した。加えて、化学部門では事業構造改革の効果も表れた。
再生可能エネルギー部門の売上高は2兆1109億ウォン、営業利益は622億ウォンだった。売上高は前年同期比32.0%増となり、2四半期連続で2兆ウォン台を維持した。
同社によると、前年に発生した米国向けセルの通関遅延は前年末以降に完全に解消した。EPC(設計・調達・施工)案件の進捗が加速し、モジュール販売量が増加したほか、東南アジア経由の迂回輸出に対する規制強化を受け、現地生産企業に有利な事業環境となり、販売価格も上昇した。
化学部門の売上高は1兆3401億ウォン、営業利益は341億ウォンだった。2023年7〜9月期以来、約2年半ぶりの黒字転換となる。
不採算事業の整理や生産ラインの合理化を通じて事業ポートフォリオを見直したことに加え、電力費の削減などでコスト競争力を高めたことが寄与した。前年に赤字だったPVC(ポリ塩化ビニル)の海外事業は黒字に転じ、W&C(電線・ケーブル素材)事業も超高圧ケーブル素材など高収益製品の販売比率上昇で収益性が改善した。
また、中東情勢に起因する需給変動に対応し、エチレンなど主要原料を前もって確保することで、国内供給の安定も維持したとしている。
先端素材部門は売上高2856億ウォン、営業利益122億ウォンで黒字転換した。太陽光素材のコスト構造改善に加え、米国市場での販売拡大、軽量複合素材の輸出増、為替効果が寄与した。
パク・スンドク氏(Hanwha Solution Qcells部門代表)とナム・ジョンウン氏(化学部門代表)は、「年末に向けて業績は着実に改善する見通しだ。特にカーターズビル工場のセルラインが第3四半期に量産を始めることで、再生可能エネルギー部門の安定的な収益創出が本格化すると期待している」とコメントした。
化学部門についても、「世界的な供給過剰への懸念が続く中でも、主要原料を先行確保し、構造的な体質改善を継続することで、安定的な黒字基調を維持していく方針だ」と説明した。