イ・ジェミョン大統領は28日、株式市場正常化に向けた取り組みについて、「大きな石を数個どけた段階にすぎない」と述べ、追加の制度改善を継続する必要があるとの認識を示した。
同大統領はこの日、青瓦台で開かれた国務会議兼非常経済点検会議で金融委員会の業務報告を受けた後、「金融委員会が金融システムの整備を進め、株式市場正常化の効果が表れつつある」と述べた。
その上で、「株式市場正常化に向けた措置は継続すべきだ」と強調し、「政策室で準備中の案は、いつごろ提示できるのか」とただした。
これに対し、キム・ヨンボム青瓦台政策室長は、「法制度面の課題と、取引所自体の構造改革の2つがある」と説明し、「準備を進めた上で報告する」と答えた。
イ・ジェミョン大統領はさらに、「今は大きな石を数個どけた段階だが、小石も取り除くべきではないか」と述べ、「小さな課題であっても一つひとつ丁寧に是正していけば、市場は少しずつ改善していく」と語った。
また、同大統領は韓国株式市場の低評価問題にも言及した。「依然として、わが国の市場は他国市場と比べて大幅に低く評価されているのか」との問いに対し、イ・オクォン金融委員長は「かなり上昇してきたが、企業業績に比べればなお低評価だ」と答えた。
一方、Bloomberg通信など海外メディアによると、韓国株式市場は英国を抜き、世界8位に浮上した。韓国の上場企業の時価総額は年初から45%超増加し、4兆400億ドル(約606兆円)に達した。英国市場は約3%増の3兆9900億ドル(約598兆5000億円)だった。
2024年末時点では、英国市場の規模は韓国市場のおよそ2倍だった。