Cafe24は4月28日、対話型AIを使ってコード生成からWebサービスの公開までを支援する「AIスペース」の提供を開始したと発表した。
近年は、AIに自然言語で指示してコードを生成する「Vibe Coding」の活用が広がっている。一方で、生成したコードを実際のサービスとして公開するには、サーバー構築やドメイン接続、SSL証明書の設定といった追加の技術作業が必要になる。
AIスペースは、こうした公開前後の工程を自動化するサービスだ。ユーザーが対話を通じてコードを完成させ、公開をリクエストすると、プロジェクトの種類に応じた実行環境を自動で判別する。その後、サーバーの作成、ドメイン接続、SSL証明書の設定までを処理し、サービス公開までを一貫して支援する。
主要なAIツールとの連携にも対応する。ChatGPT、Claude、Cursor向けの連携ガイドを提供し、ユーザーが開発したサービスをスムーズに立ち上げられるようにした。
設計には標準インターフェースのModel Context Protocol(MCP)を採用した。MCP対応AIツールと連携し、開発環境を構築できる。対応言語はPHP、Node.js、Pythonで、HTML、CSS、JavaScriptベースの静的Web環境にも対応する。データベースはMySQL、PostgreSQL、SQLite、Redisと連携できる。
サービス利用開始時には「mycafe24.ai」のサブドメインを付与する。保有ドメインの接続にも対応し、Webコンソールからサービスの稼働状況や利用状況を確認できる。
料金プランはベーシック、プラス、プロ、ビジネスの4種類。新規ユーザー向けには無料体験期間を設け、期間中は決済なしで利用できるようにした。
Cafe24のイ・ジェソク代表は、「アイデアをコードとして実装する環境は進化している一方、実際のサービス公開に至る過程には依然として技術的な障壁がある」としたうえで、「AIスペースを通じて公開・運用段階の負担を減らし、ユーザーがアイデアをサービスとして形にできるよう支援していく」と述べた。