AI関連支出が急増するなか、企業によっては計算資源コストが従業員の給与総額を上回るケースが出てきた。米Axiosが26日(現地時間)に報じた。
Nvidiaの応用ディープラーニング部門でバイスプレジデントを務めるブライアン・カタンザーロ氏は、「チームの計算資源コストは人件費を大きく上回っている」と語った。
The Informationによると、Uberの最高技術責任者(CTO)も、トークン関連コストの増加を受け、2026年のAI予算をわずか4カ月で使い切ったと明かした。
Swan AIの最高経営責任者(CEO)、アモス・バ=ジョセフ氏は、「人員増ではなくAIで規模を拡大している」と説明し、Anthropicからの請求書を公開して話題を集めた。
Gartnerによれば、2026年の世界のIT支出は前年比13.5%増の6310億ドル(約94兆6500億円)に達する見通しだ。AIインフラやソフトウェア、クラウドサービスの継続的な成長が全体を押し上げる要因になるという。
こうした巨額のAI投資を正当化するには、成果を示すことが欠かせない。企業には、生産性向上や明確な投資リターンを可視化するよう求める圧力が強まっている。
AIの価格体系も重要な変数になっている。OpenAIの投資家の1人は、Codexについて、Claude Codeよりトークンを効率的に活用でき、利用コストを抑えやすい点で価格競争力に優位性があると指摘した。
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