ビジョンと今後の戦略を説明するFour Pillarsのキム・ナムウンCEO(写真=Four Pillars)

ブロックチェーンのリサーチ・技術企業Four Pillarsは4月27日、Pantera CapitalとFurther VenturesからシリーズA資金を調達したと発表した。資金調達後の企業価値は約300億ウォン。今後は「Web3ソリューション企業」への転換を掲げ、機関投資家向け事業とバリデータインフラの拡大を進める。

同社は同日、ソウル市江南区で記者懇談会を開き、今回の調達の詳細と今後の事業戦略を明らかにした。今回のラウンドは、暗号資産分野の投資会社Pantera Capitalが主導した。

Four Pillarsのキム・ナムウンCEOは、「今回の調達は単なる資本確保ではない。過去3年間にグローバル市場で蓄積してきたデータと実績が、事業拡大への信頼につながった結果だ」と述べた。

その上で、「共同創業者が法人設立前に構想を練った象徴的な場所である『エピソード江南』で、総合ブロックチェーンソリューションパートナーとしての新たな飛躍を発表できたことに意味がある」と語った。

同社は今回の調達を機に、事業の軸足を「Web3ソリューション企業」へ移す方針だ。具体的には、アジアとグローバル市場をつなぐ「Bridge」、伝統金融とWeb3市場の断絶を埋める「Translate」、リサーチ企業からソリューション企業へ領域を広げる「Expand」の3点に注力する。

今後の重点分野としては、グローバル水準のリサーチ、企業・機関向けのアドバイザリーやセミナー、A41およびLambda256出身の技術陣を基盤とするバリデータインフラ運用の3本柱を据える。

あわせて、ウォン建てステーブルコインの法制化や、不動産・債券・ファンドなどの伝統資産をブロックチェーン上で発行・流通させるトークン化証券(STO)市場の制度整備も見据えた対応を進める。

機関投資家がWeb3インフラを実際の金融サービスに組み込めるようにし、伝統金融とWeb3の協業を後押しするインフラパートナーとしての機能を強化する考えだ。

Four PillarsでHead of Validatorを務めるチョン・ジェファン氏は、「これまで当社にとってリサーチは目的ではなく、当社の能力を証明するためのプロセスだった」と述べた。

さらに、「暗号資産市場は、何を実際に生み出せるかが問われる段階に入った。リサーチ、機関向け事業、インフラを有機的に結び付け、グローバル市場で実質的な価値を生み出す企業へ成長していく」と語った。

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