XRPは1.43ドル前後で推移し、主要な上値抵抗の突破を試している。BeInCryptoが24日付で伝えたところによると、週足、日足、4時間足の各時間軸で強気シグナルが重なっており、相場は上放れのタイミングを探る局面にある。
目先で最も注目されるのは4時間足だ。BinanceのXRP/USDTチャートでは、カップ・アンド・ハンドルの形成が確認されている。ネックラインに当たる1.50ドルを上抜ければ、上値目標は1.6933ドルとなり、現在値からは約18%の上昇余地がある計算だ。反対に、ブレイク前に1.30ドルのサポートを割り込めば、このパターンは無効となる。
より長い時間軸では、上昇基調がいっそう鮮明になっている。週足では、対数チャート上の上昇チャネル下限付近から反発した。今回の戻りは、この下限を3度試した後に生じたもので、2017年と2024年半ばの類似局面でも、その後に強い上昇が続いたという。週足でゴールデンクロスも確認されており、中長期の強気シナリオを支える材料となっている。
暗号資産アナリストは、この構造を踏まえ、XRPが現在のチャネル中央線に沿って30ドル台を目指す可能性があるとみている。別の投稿でも、XRPがゴールデンクロスを確認したとした上で、数年にわたる横ばい推移の後に拡張局面へ移行する準備が整いつつあると評価した。
日足でも、相場は方向感を探る展開が続く。XRPは0.236のフィボナッチ・リトレースメントに当たる1.42ドル近辺で推移しており、サポートは1.30ドル、レジスタンスは1.53ドルとされる。このフィボナッチ水準は、1月の高値2.42ドルを起点に引かれたものだ。
ボラティリティ指標も、近く値動きが拡大する可能性を示している。ボリンジャーバンドのバンド幅パーセンタイルは0に近い水準まで低下しており、過去にも相場が上下いずれかに大きく動く前に見られたパターンだという。4月に入って出来高が減少している点も、もみ合いを通じた蓄積局面と重なる。市場では、長期保有者が売り圧力を吸収している局面との見方が出ている。
モメンタム指標のRSIにも変化の兆しがある。日足RSIは2025年7月以降、三角持ち合いを形成しており、足元では55前後で推移する。中立圏にあるものの、60を上回れば上昇モメンタムへの転換シグナル、45を下回れば下落圧力の強まりを示すサインと解釈できる。4時間足のRSIも50近辺にとどまっており、過熱感よりも持ち合い末期に近い状態とみられている。
当面の焦点は、1.50ドルを明確に突破できるか、そして1.30ドルのサポートを維持できるかの2点に絞られる。1.50ドルを上抜ければ、カップ・アンド・ハンドルが示す1.69ドル台が次の上値メドとして意識される。一方で、上昇再開前に1.30ドルを割り込めば、週足、日足、4時間足で重なっていた強気シグナルは弱まりかねない。XRPの次の方向性は、縮小したボラティリティレンジをいつ、どちらに抜けるかに左右されそうだ。