写真=LG Electronics。「スタジオ341」デモデイで最終選定された「Freakitchenlab」のユ・ジンホ代表

LG Electronicsは27日、社内ベンチャー育成プログラム「スタジオ341」のデモデイを開き、4チームをスピンオフ対象として最終選定したと発表した。各チームはAI、ロボット、先端素材分野のB2Bスタートアップとして分社化する。会場はソウル市江西区のマゴク・サイエンスパークだった。

対象となったのは、ハードウェア設計データのエラーを検知するAIソリューション「Seka」、法人向けAIコーディングエージェント「MachineFlow」、厨房自動化ロボットと運用管理ソリューションを手がける「Freakitchenlab」、ファブレス型の難燃素材設計ソリューション「Atomer」の4チーム。いずれもB2B市場を主戦場とする。

4チームは2025年7月、約12倍の競争率を勝ち抜いて最終審査に進んだ。その後、専門家による育成プログラムを経て、最終選考を通過した。審査にはLG Electronicsに加え、スタートアップ育成の専門企業やベンチャー投資会社の関係者が参加し、事業性やチーム構成、実行力を多角的に評価したという。

審査結果を踏まえ、各チームには最大4億ウォンの初期投資が行われる。7月中にスピンオフに向けた手続きを終える予定だ。

LG Electronicsのパートナーシップ担当、カン・ソンジン氏は「フィジカルAIの時代を迎え、技術やソリューションごとに強みを持つ企業同士のパートナーシップ・エコシステムは一段と重要になっている」とコメント。「スタジオ341からスピンオフする社内ベンチャーが、LG Electronicsの有力なパートナーへと成長できるよう、支援を惜しまない」と述べた。

LG Electronicsは、分社化後もスタートアップが市場に定着するまで一定期間支援を続ける。AI自動化ソリューション、ロボット、先端素材の各分野で連携によるシナジー創出も探る方針だ。

スタジオ341は2023年に立ち上げたプログラムで、LG Electronicsの前身である金星社の創業時の挑戦と革新の精神を受け継ぐ社内ベンチャーの発掘を目的とする。名称は、金星社の最初の住所である釜山市釜山鎮区蓮池洞341番地に由来する。LG Electronicsはスタートアップ育成の専門企業Bluepoint Partnersと連携し、選考から育成、スピンオフまでを共同で進めている。

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