データベース性能監視を手掛けるSherpaSoftは4月27日、公共分野の事業強化に向けてSMT Information Technologyの経営権取得契約を締結したと発表した。データベース性能監視事業と、公共分野におけるSI保守・ソフトウェア開発の体制を組み合わせ、関連市場での事業拡大を図る。
今回の買収は、SherpaSoftが持つデータベース性能監視の強みに、SMT Information Technologyの公共分野でのシステム構築・保守、ソフトウェア開発の実績を取り込む狙いがある。
SherpaSoftは2006年設立。データベース性能監視ソリューションを中核事業として展開してきた。主力製品「Sherpa」は、商用データベースやオープンソースデータベースに加え、クラウド環境で稼働する各種データベースの性能を統合的に管理できるという。
同社によると、「Sherpa」は国内大手企業グループ上位20社の7割で導入・運用されている。
一方、2003年設立のSMT Information Technologyは、公共分野を中心にシステムインフラやクラウドの構築、SI保守、ソフトウェア開発、ITインフラコンサルティングを手掛けてきた。
SherpaSoftのパク・キボム代表は、SMT Information Technologyが持つ公共機関向けのシステム運用能力やクラウド構築力を高く評価し、買収を決めたと説明した。両社の技術と経験を生かして公共分野でデータベース性能監視ソリューションの導入拡大を進めるほか、今後はAIインフラ監視分野へ事業領域を広げる方針だ。