Anchorage DigitalはMarinade Financeを自社プラットフォームに統合し、機関投資家向けにSolanaのステーキング機能を提供する。顧客は資産を外部アプリケーションに移すことなく、同社のカストディ・ウォレット基盤内で運用できるようになる。
Cointelegraphが4月23日付で報じた。今回の統合により、機関顧客はAnchorage Digitalのプラットフォームに加え、セルフカストディ型ウォレット「Porto」からもMarinadeのステーキング戦略を利用できる。ステーキング、カストディ、資産管理の各機能は単一のインターフェースで提供される。
Anchorage Digitalによると、機関投資家はバリデーターの選定や利回り確保に関与しながら、資産の管理権限を維持できるという。
顧客が選べる戦略は2種類。1つは、約30のKYCを通過したバリデーターに資産を配分する方式で、ETFなど規制対象の金融商品に対応する需要を見込む。もう1つは、数百のオペレーターにステーキング資産を動的に分散し、利回りの最適化を図る方式だ。
機関投資家の間では、暗号資産をカストディの外に移さずに利回りを確保する仕組みづくりが広がっている。2月にはRippleがSecurosys、Figmentとの統合を通じ、銀行やカストディ事業者がバリデーターを直接運営したり、秘密鍵を管理したりせずにステーキングサービスを提供できるようにした。
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