NVIDIAは24日、終値ベースで過去最高値を更新し、時価総額が5兆ドル(約750兆円)を突破した。AI向け半導体への投資拡大期待を背景に買いが集まり、関連銘柄にも上昇が広がった。
同日の終値は前日比4.3%高の208.27ドル(約3万1240円)だった。
株高の背景には、来週予定されている大手テック企業の決算発表を前に、AI向けチップ投資への期待が強まっていることがある。NVIDIA株は2022年末以降、14倍超上昇している。
半導体関連株も総じて堅調だった。Intelは23日の通常取引終了後に市場予想を上回る決算を発表し、24日の株価は24%急騰した。上昇率は1987年以降で最大となった。AMDは14%高、Qualcommは11%高だった。
足元では、イラン戦争とそれに伴うサプライチェーン混乱を受けた原油高を背景に、投資家は大型ハイテク株の組み入れ比率を引き下げていた。ただ、直近ではハイテク株全般が再び強含んでいる。AIインフラ需要の鈍化懸念が後退しているためだ。
ナスダック総合指数は4月に入って15%上昇しており、月間ベースでは2020年4月以来の高い上昇率となる可能性がある。
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