写真=Fortytwo Maru

Fortytwo Maruは4月24日、陸軍軍需司令部、韓国国防研究院(KIDA)、韓国科学技術情報研究院(KISTI)、データメイカーと、軍需分野のAIトランスフォーメーション(AX)推進に向けた多者間業務協約(MOU)を締結したと発表した。軍需分野に特化した生成AIシステム「AHAI」の開発に加え、運用基盤の整備や性能高度化まで含めた長期協力体制を構築する。

同社によると、MOUは同日、大田の陸軍軍需司令部で締結した。対象は「未来国防架橋研究開発事業であるAHAIの遂行および相互協力体制構築」に関する取り組みで、5機関がそれぞれの専門性を持ち寄り、軍需分野のAX実現を目指す。

協約の柱は、軍需分野向け生成AIシステム「AHAI」の共同開発にとどまらず、継続運用、インフラ運営、性能高度化までを視野に入れた連携体制の整備にある。

各機関の役割も分担する。陸軍軍需司令部はAHAIの運用を統括し、活用拡大と高度化、国防AIシステムの展開に向けた協力・実証事業を支援する。KIDAは国防データの分析・活用に関する連携と、AHAI高度化に向けた実証・評価を担う。

KISTIはAI学習インフラを活用したモデル開発と性能改善技術を支援する。データメイカーは、機能高度化に向けたデータ整備と品質管理を担当する。

Fortytwo Maruは協力体制の中核として、生成AIシステムのモデル開発と高度化を担う。国防特化の大規模言語モデル(LLM)を基盤に、検索拡張生成(RAG)技術を軸として軍需データを学習し、関連データに基づいて応答する軍需特化モデルを構築する計画だ。

キム・ドンファン代表は「『Cloude Mitos』が示すように、特化型ファウンデーションモデルの開発を通じた国防ソブリンAIは、サイバー核兵器に匹敵するほど喫緊かつ重要な課題だ」とコメントした。その上で「今回の協約を通じて官・民・軍の力を結集し、韓国の国防AIを主導するとともに、軍の戦力支援態勢の強化に実質的に寄与したい」と述べた。

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