画像は「Whale」の「マルチプレイ」利用イメージ。提供=Naver

Naverは4月24日、同社ブラウザ「Whale」で、タブをリアルタイムに共有しながら音声で会話できる機能「マルチプレイ」の正式提供を開始したと発表した。

従来のオンライン会議は、特定の発表者の画面を参加者が視聴する形式が主流だった。これに対しマルチプレイは、共有したいWebページをタブで開き、参加者が同じ内容を見ながら共同で閲覧・操作できる仕組みを提供する。

単なる画面共有ではなく、リアルタイムのタブ同期方式を採用した点が特徴だ。共有者が新しいタブを開いたり、別のサイトへ移動したりすると、参加者側のブラウザにも同じページが即時に表示される。参加者は共有されたタブを直接操作して閲覧できるほか、新たなタブを追加して共有することも可能だ。

参加はURLの共有で行う。参加者側には共有者の個人アカウント画面がそのまま表示されるわけではなく、メールボックスなど私的なページを開いた場合でも、別の個人情報が相手に見えることはないという。ログインページは同期対象から除外し、個人情報が露出する懸念も抑えた。

Whaleはこれまで、サイドバー、キャプチャ、デュアルタブ、クイックサーチ、マウスジェスチャー、Papago翻訳など、ブラウザ向けの各種機能を提供してきた。

マルチプレイでは、他のユーザーを「フォロー」すると、そのユーザーが見ているタブやスクロール位置をリアルタイムで追従できる。参加者の視線を集めたい場合は「スポットライト」により、参加者に一斉にフォローを促せる。このほか、特定のテキスト領域を色付きで示す「ハイライト」、音声通話、チャットにも対応する。マルチプレイ画面を閉じた後も、タブ一覧とチャット履歴は保持される。

ブラウザのタブとして開けない文書や外部アプリケーション向けには、別途、画面共有機能も用意した。画面共有を始めると、共有中の画面がタブとして開かれるため、Web資料とローカル文書を行き来しながら会議を進められる。

マルチプレイは、ブラウザのツールバーやメニューから開始できる。生成したリンクを共有して参加者を招待する仕組みで、参加者がいない状態や利用されていないルームは自動的に削除される。

Naver Whaleの担当者は、「物理的な距離に関係なく、同じ空間に集まって働くような体験をブラウザ上で実現することに注力した」とコメントした。その上で、「リンク1つで会議に招待し、タブを共有しながら会話する共同作業を体験してほしい」としている。

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