AIモデルの軽量化・最適化を手掛けるNotaは4月24日、NVIDIA「Nemotron」ハッカソンで、MoE量子化向けの合成データ生成技術が評価され、参加20チーム中の総合優勝を果たしたと発表した。
同ハッカソンは、NVIDIAのオープンソースAIモデル「Nemotron」に関する研究成果の共有と、開発者の実務応用力向上を目的に開催された。競技は、AIエージェント開発、ドメイン特化モデルの高度化、合成データパイプライン設計の3トラックで行われた。
Notaは、「Nemotron 3 Super 120B」をベースにしたエージェントを活用し、MoE構造に特化した量子化用データセットを構築した。従来の量子化がアルゴリズム中心の最適化に重点を置いてきたのに対し、同社はデータセットの構造や品質、用途との適合性を重視するデータ中心の手法で、性能向上につなげたとしている。
キム・ミョンス代表は「今回の受賞は、目的に合ったデータをどう設計し活用するかによって、AI最適化に新たな可能性を生み出せることを示すものだ」とコメントした。そのうえで、「NVIDIAとの協力を基に、データ中心のAI最適化技術を継続的に高度化していく」と述べた。
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