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XRPに、弱気相場からの反転を示唆する兆候が出てきた。大口保有者の買い増しに加え、テクニカル指標の改善も確認されており、市場では1.55ドルの上抜けが次の焦点となっている。

ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」は22日、暗号資産アナリストのアリ・マルティネス氏が、XRPの強気転換を示す材料として、スーパー・トレンドの買いシグナル、大口保有者の買い集積、対称三角形パターンの3点を挙げたと報じた。

1つ目は、日足チャートでのスーパー・トレンド指標の反転だ。同氏によると、この指標は1月17日以来初めて強気シグナルに転じた。数カ月続いた売りシグナルが反転したことで、売り圧力の後退とトレンド転換の可能性が意識されている。

もっとも、1.55ドルはなお重要な上値抵抗線だ。XRPがこの水準を日足終値ベースで明確に上抜ければ、ブレイクアウトの確認の条件となり、次の上値目標として1.90ドルが意識されるという。この場合、スーパー・トレンド指標は下値支持として機能する可能性がある。

2つ目は、大口保有者による買い増しだ。オンチェーン分析企業Santimentによると、1000万〜1億XRPを保有するウォレットの合計保有量は、直近1週間で112億1000万XRPから115億7000万XRPに増加した。増加分は約3億6000万XRPに上る。

100万〜1000万XRPを保有するアドレスでも買い増しが見られた。これらアドレスの合計保有量は37億2000万XRPから37億9000万XRPに増え、2日間で7000万XRP増加した。

3つ目は、短期チャート上で形成されている対称三角形パターンだ。このパターンは、XRPが1月末に1.90ドルから下落した後、高値・安値を切り下げながら値幅を徐々に縮小する過程で現れたという。足元の値動きからは、ブレイク時に約35%の価格変動幅が見込まれるとの見方が出ている。

ただ、強気シナリオの成立には条件がある。XRPは1.55ドルの抵抗線を日足ベースで突破する必要があり、同時に1.30ドルのサポートを維持しなければならない。

足元では、大口の買い増しとテクニカル面の反発シグナルが重なり、地合い改善への期待が強まっている。一方で、1.55ドルを突破できずレンジ推移が続けば、今回の反発も限定的にとどまる可能性がある。

市場では、XRPが1.55ドルを上抜けられるか、さらに1.90ドルまで上昇基調を強められるかに注目が集まっている。

マルティネス氏はXへの投稿で、「XRP appears to be undergoing a structural trend shift from bearish to bullish」と述べた。

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