CNBCは22日(現地時間)、MicrosoftがAIコード生成スタートアップのCursorの買収を検討していたものの、最終的に入札を見送ったと報じた。報道によると、その後SpaceXはCursorを600億ドル(約9兆円)で買収する契約を公表した。
MicrosoftはAI関連ツールの競争力強化を狙い、Cursorの買収を検討していたという。GitHub Copilotを通じて開発者向け市場で存在感を示している一方、AIコード生成の分野ではCursorのほか、AnthropicやOpenAIが存在感を高めていると報じられている。Microsoftの株価は年初来で10%下落しており、他のビッグテックに比べて出遅れ感も出ている。
SpaceXは今週、X(旧Twitter)への投稿を通じて、年内に600億ドル(約9兆円)でCursorを買収する契約を締結したと明らかにした。合意が成立しなかった場合には、100億ドル(約1兆5000億円)を支払う条件も盛り込まれているという。Cursorの最高経営責任者(CEO)、マイケル・トゥルエル氏は「SpaceXのチームと協力し、Composerを発展させていけることを楽しみにしている」とコメントした。
CNBCによると、SpaceXは今回の発表以前からCursorに計算資源へのアクセスを提供していた。関係者の話では、今回の取引はCursorの資金調達ラウンドが大詰めを迎える中で決まり、同ラウンドへの参加を検討していた投資家にとっては不意打ちだったという。
著者について