写真=JobKorea

JobKoreaは4月23日、企業の人事担当者向けに「AX採用リポート」を公表した。採用現場でのAI活用の現状や、2026年の採用環境の変化を踏まえた戦略の方向性をまとめた内容で、自社アンケートと採用データの分析を基に作成したという。

同社は、2026年の採用市場の特徴として「常時採用の拡大」と「予算制約の継続」を挙げた。採用期間の長期化が進む一方で、使えるリソースは限られており、企業はより効率的な手法で人材確保を進めていると分析している。

レポートでは、企業が候補者に先んじてアプローチする「アウトバウンド採用」の拡大にも注目した。JobKoreaのプラットフォームデータによると、同手法は直近3年で44%増加した。AIが定型的で負荷の大きい業務を担い、採用担当者は人材の見極めや候補者とのコミュニケーションにより多くの時間を振り向ける流れが強まっているという。

AI採用エージェントへの関心も高い。回答企業の63%が導入を前向きに検討している一方、実導入または導入予定と答えた企業は3%にとどまった。同社は、採用プロセスへのAI導入はまだ本格普及の初期段階にあるとみている。

昨年の採用実績については、62%の企業が「目標を達成できなかった」と回答した。AI活用によって期待する効果としては、「業務時間の短縮」が64.9%で最も多く、「反復業務の自動化」が44.8%、「生産性向上」が39.0%で続いた。採用担当者は、AIで定型業務の負担を減らし、意思決定や候補者体験の改善に注力したい考えがうかがえる。

JobKorea関係者は「アウトバウンド採用が広がる環境では、限られたリソースでより多くの候補者を発掘・管理する必要がある。AI活用はもはや選択肢ではなく必須だ」とコメントした。そのうえで「反復業務を減らし、重要な意思決定とコミュニケーションに集中できるよう支援することが重要だ」と強調した。

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